レストラン

「何にしようか？」
ミサトがメニューを見ながら呟く。
『そうねー。』
そう思いながら、メニューを見ていた。
「法隆寺御前にしようかな。」
ミサトが言う。
「それがいいかな．．．」
私も呟いた。
「シンジ君は？」
「じゃあ、僕もそれで。」
「了解。じゃあ、そうしようか。
  すみません。」
ミサトが、手を上げてウェイターを呼ぶ。

「お決まりでしょうか？」
ウェイターがやってきて、ミサトに聞く。
「はい。法隆寺御前を３つ。」
ミサトが、私達を見る。
シンジと一緒に頷いた。
ミサトが、ウェイターの方を見る。
「あと、私は、ビール。」
「生とビン、どちらに。」
「生ビールで。」
そして、ミサトが、私達を見る。
シンジを見た。
シンジが、目で私にすすめる。
ウェイターさんを見た。
「私は、コーラ。」
「僕は、ウーロン茶を。」
「はい。法隆寺御前３つに、生ビールと、コーラ、ウーロン茶ですね。以上でよろしいですか？」
ミサトが、私達を見る。
ミサトに頷いた。
「はい。」
「かしこまりました。」
ウェイターが軽く頭を下げて、歩いていった。

「おまたせしました。」
ウェイターが、私達の前に、飲み物を置いていく。
「失礼します。」
ウェイターが歩いていった。
「じゃあ、とりあえず、乾杯する？」
ミサトが言う。
「うん。」
「じゃあ、とりあえず、無事にホテルに着いたってことで。」
「「「乾杯。」」」
グラスを合わせて、音を出して、グラスを口元に持ってくる。
「んー。生き返るわ。」
ミサトが、ジョッキを置いて、目を細めて言う。
シンジが苦笑していた。
「この辺て、特に名物とかないみたいね。」
シンジに言った。
「そうみたいだね。」
シンジが、私を見て言う。
「あんまり人が、たくさん来るところじゃなかったのかな。」
「昔は、そうだったのかもね。」
沈黙が流れた。

「おまたせしました。」
ウェイターが、皿を並べていく。
山菜の和え物、煮物、何かの刺身、焼き鳥、小さな鍋、天ぷら、お吸い物。
鍋に火がつけられた。
「ごゆっくりどうぞ。」
ウェイターが軽く頭を下げて歩いていった。
「食べよう？」
ミサトが言う。
「うん。」
山菜の和え物を取って、口に入れた。
シンジが、刺身を食べている。
「それ、何？」
シンジに聞いた。
「鹿じゃなかったかな？」
「鹿なんだ。」
刺身を取って、醤油をつけて口に入れた。
「おいしいね。」
「そうだね。」
シンジが、焼き鳥を食べている。
「その焼き鳥は？」
「鴨じゃなかったかな？」
「ふーん。」
焼き鳥を取って、一切れ、口に入れた。
「おいしい。」
「うん。」
シンジが、鍋を見ていた

ぐつぐつ言い出した鍋の蓋を取り、シンジが食べ始めた。
「おいしい？」
シンジに聞いてみる。
「うん。アスカも食べなよ。」
「うん。」
蓋を取って、取り皿に、肉と野菜を取り、肉を食べてみた。
「これは？」
「猪だったかな？」
「ふーん。」
「おいしくない？」
「ううん。おいしい。」
「うん。なかなかいい感じだよね。」
シンジが微笑む。
「うん。」
シンジに微笑んだ。

「失礼します。」
大体食べ終わって、話していたところに、ウェイターさんがやってきた。
皿を片付けて、そして、器を私達の前に置いていく。
「失礼します。」
ウェイターさんが歩いていった。

「くずきりだっけ？」
器を見ながら言った。
「そうじゃないかな。」
シンジがフォークに少しからめて、口に入れる。
「うん。」
シンジが頷く。
シンジに頷いて、くずきりをフォークに絡めた。
 

「この後、どうする？」
支払いを済ませてきた、ミサトが言う。
「お風呂入るでしょ？」
ミサトを見て言った。
「それで寝る？」
「そうねー。」
腕時計を見ると、７時だった。
「まあ、それでもいいんじゃない？」
「ま、それなら、それでいいけど。」

エレベーターに乗ると、プールの掲示が出ていた。
「室内プールあるんだ。」
なんとなく呟いた。
「そうね。行く？」
ミサトが言う。
「うーん。水着借りられるよね。」
「多分ね。」
「じゃ、行こうかな。」
ミサトを見た。
「うん。行こう。」
ミサトが微笑んだ。
 

室内プール受付

「水着、タオルのレンタルで、お一人様２０００円になります。」
受付のお姉さんが言う。
「はい。カードでいいですか？」
ミサトが言う。
「はい。」
ミサトがカードを渡す。
受付のお姉さんが、カードをリーダーに通した。
「少々お待ちください。」
 

更衣室

スカートを脱いで、軽くたたんでロッカーに入れる。
ブラウスもそうした。
ブラジャーとパンティーを外して、ロッカーに入れ、借りた薄いピンクのビキニを身に着けた。

横を見ると、ミサトがロッカーの扉を閉めようとしていた。
ロッカーを閉めた。

シャワーを浴びて、プールへ。

「ちょっと冷たかったね。」
ミサトが言う。
「うん。ご飯食べたばっかりだし。」
ミサトに答えた。
 

プールサイドを見まわすと、シンジが、椅子に座っていた。
ミサトを見た。
ミサトが頷く。
シンジの方に歩いていく。

「おまたせ。」
シンジに声をかけた。
「ううん。」
シンジが、私達を見て、首を振る。
「ね。似合う？」
そう言って、ビキニを見せるようにした。
「似合うよ。アスカ。」
シンジが、少し恥ずかしそうな顔で、言う。
「フフ。ありがと。シンジ。」
シンジに微笑んだ。

シンジの隣に座って、軽く伸びをした。
「泳ぐ？」
シンジの向こうに座りながら、ミサトが言う。
「うーん。どっちでもいいかな。」
ミサトに答えた。
「うん。ちょっとまだ、お腹いっぱいだよね。」
ミサトが苦笑いする。
「うん。」
ミサトと同じように苦笑いした。
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モニターのこちら側 Genesis 3:50 完 

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